おかえり F4 [バイク]
F4、やっとこさ帰って来ましたぁ~
まぁ、その間色々ありましたが、それは端折って(笑)
今回2つのエラーが出ていたのですが、それぞれ違う理由だったようです。
『FAULT EXHAUST VALVE』のエラーについては、アクチュエータから伸びているワイヤーのテンションのマージンに問題があるようでした。昨年はどうもなかったところを考えると、ECU のアップデートで何かが変わったのでは?という推測くらいなのですが、実験の結果ひとつはっきり分かったことはワイヤーのテンションはすこし緩めが良いようです。この辺は機構的なばらつきの範囲が ECU の想定範囲外なマシンが存在しているのかもしれませんね
『INJECTOR エラー』の件は、インジェクションへ繋がるハーネスに問題があったようです。こちらはハーネス交換で解決しました。ハーネスの中でショートがあったのでは?と思われます。
3ヶ月も F4 に乗っていなかったので、走り方忘れました(笑)
久しぶりに乗ったら、GSR+パイロットロード4 でのクセがしっかり染み付いていて、F4 で同じように走ったらぜんぜん曲がらないの
こりゃアカン…というより危ないやろというわけで、急遽プリロードを調整することにしました。
1年前になんちゃってでプリロードを調整してましたが、これを一旦工場出荷状態に戻します。
たかが1回転ではありますが、締めていく方向はレンチを回せる隙間が狭いため、なかなか大変で、すでにこの時点で汗だくです
さて、これで準備が整いましたので、これからプリロードを調整していきます。暑いのでエアーサーキュレータも準備しましたよ。
それと…
こんな魔法の杖も作ってみました。アルミの棒とストローを組み合わせただけですが、これを何に使うかというと…
簡易リア用ストロークセンサーです。
この場合、リアサスではなく、タンデムシート付近のストロークですけどね。
ストローで作っただけに、ストローセンサー(なんちゃって)
それともうひとつ…
袋にイッパイ庭の砂利を詰めまして、だいたい15kgくらいね、それを…
リュックサックにいれるんですね。。
実は、私の体重はだいたい 61kg なのですが、F4 のディメンジョン設定時の想定体重はもっと重いはずです。
欧米人がフル装備でバイクに乗ることを想像すると 80kg くらいの体重が欲しいところですが、それと比べると私の体重は想定体重よりかなり軽いはずです。
この状態でのプリロードで私が乗ると、おそらくサスの上の方しか使っていないはずです。
そこで、見かけ上私の体重を増やして、想定のディメンジョンを出すためにこのリュックを利用します。
が…20kg も背負うのはちと勘弁なので、ここは15kgで(笑)
というわけで下準備が整ったぞ!いよいよ測定開始だ!
(1) バイクの自重(いわゆる1G)状態でのサスの沈み込み量の測定
(2) 乗車状態(いわゆる乗車1G) 時のサスの沈み込み量の測定
(3) リュックサックを背負った状態での乗車1G 時のサスの沈み込み量の測定
上記の3つの状態での、フロントとリアの沈み込み量をそれぞれ測定します。
このとき、ストロークセンサーが役に立ちます。
フロントとリアのダンパーを最弱にセットして、
フロントは、フロントフォークのストロークセンサーの位置を測定します。
リアは、自作の簡易ストロークセンサーです。スポンジの位置を読み取ります。
測定完了です。
この値から、本来の私の乗車状態で、75kg の時と同じ沈み込みをするように、フロントとリアのプリロードを抜いていきます。
今回は、フロント側を1回転抜き、リア側を3回転抜きました。
これで、ディメンジョンは保たれたまま、サスのストローク範囲を中央よりへ移動できたはずです。
これで、試走です。
いつもの近所のワインディングを一周してきます。
(ダンパーは最弱のまま)
最初のコーナーを曲がって感じました。これはぜんぜん違う。私のようなシロウトでも分かるくらいに。。
曲がる曲がる!!
面白いように曲がる!!!
曲がりだし初期がすごく軽快なんですよ!!!!
あと、加速や急減速、それから段差乗り越え、荒れた舗装路等走ってみましたが、サスの底突きはありませんでした。
うん、このプリロードを基準にして、ダンパーを調整していきましょう。
最後に今回の修理で、あちこち変わりましたので、その履歴を。
フェンダーレスキットをやっと装着。
電子スロットル交換。非常にスムーズになりました。
メインスイッチ下部パーツの交換。これが何に有効なのかは分かりません(笑)
排気デバイス用ワイヤーの交換。結果的には変えなくても良かったのかもしれません。
リザーブタンク用バンド。はい、おまけです(笑)
あと、見えないところでは、インジェクションへ繋がるハーネスをごっそり交換しています。
もう故障しないでね、F4
まぁ、その間色々ありましたが、それは端折って(笑)
今回2つのエラーが出ていたのですが、それぞれ違う理由だったようです。
『FAULT EXHAUST VALVE』のエラーについては、アクチュエータから伸びているワイヤーのテンションのマージンに問題があるようでした。昨年はどうもなかったところを考えると、ECU のアップデートで何かが変わったのでは?という推測くらいなのですが、実験の結果ひとつはっきり分かったことはワイヤーのテンションはすこし緩めが良いようです。この辺は機構的なばらつきの範囲が ECU の想定範囲外なマシンが存在しているのかもしれませんね
『INJECTOR エラー』の件は、インジェクションへ繋がるハーネスに問題があったようです。こちらはハーネス交換で解決しました。ハーネスの中でショートがあったのでは?と思われます。
3ヶ月も F4 に乗っていなかったので、走り方忘れました(笑)
久しぶりに乗ったら、GSR+パイロットロード4 でのクセがしっかり染み付いていて、F4 で同じように走ったらぜんぜん曲がらないの
こりゃアカン…というより危ないやろというわけで、急遽プリロードを調整することにしました。
1年前になんちゃってでプリロードを調整してましたが、これを一旦工場出荷状態に戻します。
たかが1回転ではありますが、締めていく方向はレンチを回せる隙間が狭いため、なかなか大変で、すでにこの時点で汗だくです
さて、これで準備が整いましたので、これからプリロードを調整していきます。暑いのでエアーサーキュレータも準備しましたよ。
それと…
こんな魔法の杖も作ってみました。アルミの棒とストローを組み合わせただけですが、これを何に使うかというと…
簡易リア用ストロークセンサーです。
この場合、リアサスではなく、タンデムシート付近のストロークですけどね。
ストローで作っただけに、ストローセンサー(なんちゃって)
それともうひとつ…
袋にイッパイ庭の砂利を詰めまして、だいたい15kgくらいね、それを…
リュックサックにいれるんですね。。
実は、私の体重はだいたい 61kg なのですが、F4 のディメンジョン設定時の想定体重はもっと重いはずです。
欧米人がフル装備でバイクに乗ることを想像すると 80kg くらいの体重が欲しいところですが、それと比べると私の体重は想定体重よりかなり軽いはずです。
この状態でのプリロードで私が乗ると、おそらくサスの上の方しか使っていないはずです。
そこで、見かけ上私の体重を増やして、想定のディメンジョンを出すためにこのリュックを利用します。
が…20kg も背負うのはちと勘弁なので、ここは15kgで(笑)
というわけで下準備が整ったぞ!いよいよ測定開始だ!
(1) バイクの自重(いわゆる1G)状態でのサスの沈み込み量の測定
(2) 乗車状態(いわゆる乗車1G) 時のサスの沈み込み量の測定
(3) リュックサックを背負った状態での乗車1G 時のサスの沈み込み量の測定
上記の3つの状態での、フロントとリアの沈み込み量をそれぞれ測定します。
このとき、ストロークセンサーが役に立ちます。
フロントとリアのダンパーを最弱にセットして、
フロントは、フロントフォークのストロークセンサーの位置を測定します。
リアは、自作の簡易ストロークセンサーです。スポンジの位置を読み取ります。
測定完了です。
この値から、本来の私の乗車状態で、75kg の時と同じ沈み込みをするように、フロントとリアのプリロードを抜いていきます。
今回は、フロント側を1回転抜き、リア側を3回転抜きました。
これで、ディメンジョンは保たれたまま、サスのストローク範囲を中央よりへ移動できたはずです。
これで、試走です。
いつもの近所のワインディングを一周してきます。
(ダンパーは最弱のまま)
最初のコーナーを曲がって感じました。これはぜんぜん違う。私のようなシロウトでも分かるくらいに。。
曲がる曲がる!!
面白いように曲がる!!!
曲がりだし初期がすごく軽快なんですよ!!!!
あと、加速や急減速、それから段差乗り越え、荒れた舗装路等走ってみましたが、サスの底突きはありませんでした。
うん、このプリロードを基準にして、ダンパーを調整していきましょう。
最後に今回の修理で、あちこち変わりましたので、その履歴を。
フェンダーレスキットをやっと装着。
電子スロットル交換。非常にスムーズになりました。
メインスイッチ下部パーツの交換。これが何に有効なのかは分かりません(笑)
排気デバイス用ワイヤーの交換。結果的には変えなくても良かったのかもしれません。
リザーブタンク用バンド。はい、おまけです(笑)
あと、見えないところでは、インジェクションへ繋がるハーネスをごっそり交換しています。
もう故障しないでね、F4
F4おかえりなさ〜い!
ストローセンサー素晴らしい仕事しますね(=^x^=)
by るぐっちぃ (2014-08-24 17:35)
るぐっちぃさん、こんばんは(^^)
思いつきで作ったストローセンサーですが、これは便利です。
なんとか商品化したいなぁ(笑)
by てるてる (2014-08-24 18:37)
こんにちは。
リヤのストロークセンセー、なるほどですね。自分も今度真似てやってみようかと思います!笑 ちなみにまだサス設定は変更していないです。
ところで「電子スロットル交換」は、具体的に何を交換したのでしょうか?
私のはGAS POSITION エラーが出ていて、走行中にエンジンがストップする症状がありました。スロットルワイヤーだったかを交換したらエラー自体は出なくなったのですが、低速でのアクセルパーシャル状態でギクシャク感が酷いのです。スロットルボディーも交換したほうが良いかなと思っていますが…。
いろいろとF4RRは問題ありますねー。
by マルコ (2014-08-26 16:54)
マルコさん、こんばんは(^^)
最初はリアサスにインシュロックタイを着けてストロークセンサーにしようかと思っていたのですが、今回はディメンジョンを知りたかったので、ストローセンサーを作ることを思いつきました(笑)
電子スロットルは、スロットルユニット(右手で握る部分)そのものをまるごと交換しています。もともとは排気デバイスのエラーの原因を追究している過程で、スロットル開度とECUの間に不整合でもあるのでは?と言う疑問があったのですが、MY2013でも初期のものと後期のもので電子スロットルは別物になっているようです。
実際に何が違うかといいますと、初期型のスロットルはとにかく捻ったときの重みが軽すぎるのですが、最新型では適度な重みになっています。
極低速でのギクシャク感の低減には効果があるかもしれません。
ギクシャク感の低減といえば、以前の ECU のアップデートでも、その辺の改良がなされたと聞いたことがあります。
http://teruteru3.blog.so-net.ne.jp/2013-09-11
by てるてる (2014-08-26 21:06)
マルコさん、追伸です。。
blog 拝見しました。
F4 ではないのですが、GSR400 にはT-REVつけてます。寺本自動車商会まで行って、直接着けてもらいました。
エンジンブレーキが激減しました。
by てるてる (2014-08-26 21:14)
てるてるさん、教えていただき、ありがとうございます。
そうですか丸ごとなんですね。
初期と後期で違うのは初めて知りました。
ECUを納品している会社が12年と13年で違っているという話はDで聞き及びまして、13年からの会社のECUに不具合が多く出ているとかあるのかもしれませんね。
教えていただいた投稿を拝見しました。なるほどマップのアップデートで変わるのですねー。最新になっているとは思うのですが…。今度聞いてみます。
T-REVでギクシャク感が解消できたらそれでも良いのですけどね。期待どおりの効果が得られるか…。
また訪問させていただきます!
by マルコ (2014-09-01 19:01)
マルコさん、こんばんは(^^)
ECU については、今回の私の件を考えると、機械的なバラツキに対するマージンの設定に問題があるような気がしました。
ギクシャク感の原因が良く分かりませんので、T-REVで解消するのかどうかは、ちょっと分かりませんね。。
by てるてる (2014-09-01 21:16)
バイクのことをよ~~く考えていらっしゃいますね
研究していらっしゃいますね
自分が乗りやすいようにと考えて自分でできるなんてすばらしい!
バイクがとってもキレイです♪♪
by kokoro (2014-09-10 12:31)
kokoro さん、こんばんは(^^)
偉そうに書いてますが、ほとんど素人なんで、細部は甘いんですよ(笑)
でも、思い通りにバイクに乗れた時の満足感ってドヤ顔したいくらい嬉しくってね(^^;
怖い思いして速く走るのではなく、遅くても楽しく気持ち良く走れるのが大切だと思ってます。
by てるてる (2014-09-10 18:12)